理事長所信

四條畷青年会議所理事長

2022年度 第49代理事長 上村 達也

 四條畷青年会議所は1973年に産声を上げました。「明るい豊かな社会」の実現という 共通の理想と諸先輩方の想いによって今があります。時代は流れ、我々を取り巻く環境も目 まぐるしく変化しております。我々は、確固たる理想を抱き常に変化を恐れず視野を広げ先 頭に立って行動しなければなりません。まちをつくるのは人であり、人の心を動かすのも人 です。誰かを想い行動してこそ大きな波を起こすことができます。

JAYCEE(青年会議所会員個々人)

 「明るい豊かな社会」の実現には、魅力ある組織、魅力あるJAYCEEが必要であり、 会員拡大と個々のスキルアップは重要であると考えます。
 会員拡大は、我々が抱く理想を全うするため、また継続的に安定した組織運営を行うため に必要不可欠です。現在、四條畷市内の事業所数は減少しており、さらに社会の状況も絶え ず変化しております。このような状況において、メンバー一人ひとりがJCの魅力や存在意 義について改めて理解を深めるとともに、視野を広げ新たな手法を取り入れた会員拡大が必 要です。また、地域に向けた情報発信も会員拡大において非常に重要であります。JCはど のような団体でどのような運動をしているのか広く適切に伝えるために、その時その時に適 したツールを効果的に活用しなければなりません。
 JCは、学び舎です。20歳から40歳までの一青年経済人としてJC活動を有意義なも のとするためには、JCでの学びは社会、私生活等において活用できるものであり、「今日 の例会よかったな」「事業よかったな」とメンバー自身が感じ、笑顔になるようなものでな ければならないと考えます。さらに、JCは受動的ではなく常に能動的な団体です。事業・ 例会等において、自ら考え仲間と会議を重ね話し合い一から構築します。その中で、時には 仲間の意見に新たな発見を見出し、時には意見がぶつかり合うこともあるでしょう。しか し、仲間と真剣に取り組んだその先には、大きな達成感とともに魅力あるJAYCEEへの 成長が得られるのです。
 切磋琢磨する仲間が増えることは学びをさらに充実させ、充実した学びはさらに仲間を増 やします。メンバー一人ひとりが「JCってええ団体やな」と想い活動できる組織は、より 素晴らしい運動を生み、「明るい豊かな社会」の実現につながると信じています。

笑顔溢れるまち

〔「四條畷ってええなぁ」と思えるまちへ〕
 四條畷市の面積は小さく、人口や事業所数は決して多くありませんが、人々が暮らすとい う点において、大きな可能性を秘めたまちであると考えます。大阪市内への移動時間は30 分、京都市内、奈良市内へも道路交通環境の整備等により1時間以内という非常に交通アク セスがよく、四条畷駅や忍ケ丘駅の周辺には商店やスーパーが立ち並び、さらに多くの歴史 的遺産と飯森山系の緑にも恵まれた魅力溢れるまちなのです。四條畷JCは50周年に向け 「住みたくなる住み続けたくなる四條畷」のビジョンを掲げました。土台はあります。あと は市民の方々や他地域の方々にどのようにして四條畷の魅力を感じていただくかが重要なの です。そのためには、まず我々が地域の特性を知り地域が抱える諸問題に真摯に向き合うと ともに、行政や各種団体と交流を図り連携を取ることが必要です。
 「明るい豊かな社会」、そこには多くの笑顔があるはずです。我々はJCとして、四條畷 の明るい未来を描き「笑顔」というきっかけをつくります。「笑顔」を想い、地域を見つ め、積極的に事業を推し進めることこそJCとしての存在意義であると信じています。

〔未来を担う子どもたちの笑顔〕
 現代の子どもは新しいことに対するアンテナが高く、その吸収と適応に長けているといわ れる一方で、コミュニケーション能力や他者を思う心の低下が問題となっており、さらに自 尊感情の低下により将来への夢を描けない子どもが増えています。インターネット社会の発 達、利己的な風潮等、様々な問題が取り沙汰されていますが、地域社会との関わりや人間関 係の希薄化も大きな問題と考えます。子どもの頃の経験は、大人に成長する糧となり宝にな ります。我々は未来を見据え、子どもたちが夢や希望を抱くきっかけを作らなければなりま せん。体験を通じ他者とふれあい、人間関係を形成する力や思いやりの心を育む、そして自 分自身に自信をもってもらう。大人としてJCとして子どもたちと向き合い、とびっきりの 笑顔を想い、運動を展開します。

終わりに

 JCは、学び舎であり(修練)、その学びを社会に活かし(奉仕)、そしてそれらを通じて 友情を育む団体です。しかし、年齢制限がありこの期間を活かすかどうかは、メンバーであ る私たち次第です。本年度、掲げたスローガン「笑顔」。笑顔はその人の心を明るくするだ けでなく、周囲の人々に伝播します。一年後、振り返って見える景色には多くの笑顔が溢れ ていること想像し、思いっきり活動しましょう。それができるのは、JCであり、JCは、 胸を張って誇れる団体なのです。